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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[157]

投稿日:2013年5月11日

霧の関門海峡を横断

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 11月3日6時、小倉駅南口の「東横イン」を出発。外はまだ暗い。スズキの125ccスクーター、アドレスV125Gを走らせ門司港へ。国道3号を走っている途中で夜が明けた。
 夜明けの門司港駅前にアドレスを止めた。ここが「九州一周」のゴール。門司港駅前に始まり、門司港駅前で終わった「九州一周」だ。
「さー、行くぞ、アドレスよ!」
 九州から本州へ。
 門司港駅前から国道3号→国道2号で下関に向かう。ところが関門海底トンネルは工事中で通行止め。急きょ、関門海峡フェリーで下関に渡ることにした。
 門司港駅前に戻ると、海沿いの国道199号で小倉へ。小倉駅の北口前を通り、小倉港入口の交差点を過ぎ、日明港入口の交差点を右折する。片側3車線の広い道だ。
 7時15分、関門海峡フェリーの出る日明港に到着。今日は日曜日なので一番のフェリーは8時20分発になる。まだ時間があるので「カップヌードル」(180円)を買って食べ、それを朝食にした。
 下関からやってきた「フェリーふく彦」に乗船する。アドレスのフェリー代は350円。定刻通りの出港、いよいよ九州との別れだ。
「フェリーふく彦」は霧の関門海峡を横断する。視界は悪い。
 大型船が「ボー」と汽笛を鳴らして目の前を通り過ぎていく。大小何隻もの船が「フェリーふく彦」の前を横切っていく。さすが「海の銀座」の関門海峡だ。瀬戸内海から日本海へ、日本海から瀬戸内海へと航行する船と次々に交差する。
 小倉の日明港から下関の彦島まではわずか13分でしかなかったが、もっともっと長い船旅をしたかのような気分を味わった。関門海峡フェリーはよかった。こうして8時33分、「フェリーふく彦」は彦島の荒田浜港に到着した。本州に戻ってきた!

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門司港駅前でアドレスを止める
国道2号の関門トンネルは通行止め


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日明港の関門フェリーへ
関門フェリーの乗り場に到着


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カップヌードルの朝食
「フェリーふく彦」に乗船


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霧の関門海峡を行く
「フェリーふく彦」の車両甲板


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彦島の荒田浜港に到着
本州に戻ってきた!


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